路上パフォ‐マンス

とある公園で人だかりが出来ていたので野次馬根性と好奇心丸出しで その人だかりの輪に溶け込んだ。そこで行われていたのがカポエラという格闘技の演武（？）格闘技好きな小生は、もっと良く見たさに人の輪（和）を崩し、反則承知で図々しくも最前列に居座った。（マナーは大切！）
ここでカポエラとは何ぞやか皆さんご存知の方も少ないと思うので簡単に説明させてもらいたい。
正式名はカポエィラといい、発生国はブラジルという説がある。16世紀ころ、酷使され虐待されていた奴隷が権力に抵抗する手段としてあみだしたものであるが、数年間 上のものからの圧力で禁止され 奴隷達は看守にばれないよう音楽にあわせたりしてダンスのふりをして修練した格闘技といわれる。手かせをされていた奴隷が その拘束を解かれないまま訓練していた為、格闘技としては手による攻撃は少なく、地面に手を着いて蹴ったり逆立ちをしたりする足技が主となるアクロバティックな独特な動きをもっている格闘技である。
この写真でも見てわかるが、やってる人達の足腰の柔軟性、ジャンプ力、リズム感、とても一年やそこらへんでは修得できるものではない事はわかる。この路上パフォーマンスに見物人からの大きな喝采を浴びていたが、彼等の日々の努力にも拍手を送りたい…。