食べ方色々

kurashou11292010-04-15

たまには魚が食べたく、打ち合わせをかねて この店に飛び込んだ。場所は新宿歌舞伎町。2月に親睦会のあった某有名焼肉店のすぐ近くで、何となく庶民的な感じのする店である。小生の場合、よくある事なのだが、魚料理屋さんに入ると なかなか注文がきまらない。焼肉屋さんなどの場合は、“ビール、キムチ、サラダ、カルビ、それから何か変わったものないかなあ〜”などとある程度はパッパッと注文できる。ところが魚料理屋さんや居酒屋さんだと しばらくはメニューとにらめっこ。ただ単に慣れのせいなのか。今回も例によってメニューを眺めていたら、かんじのいいホールのおばちゃん(大変失礼!)が来てくれて“キンメのいいのが入ってるよ”と言ってくれたのだが、小生“煮付けですよね、それもいいな〜”などとはっきりしない、そしたらその おばちゃん、こちらの気持を察したのか、“よろしかったら 刺身と焼きと煮付けで お造りしましょうか?”と。“ん?そのキンメで?”はい”小生“うん、それでお願いします”という事で何か急にスッキリした気分になり相方とビールをゴクゴクと喉を鳴らした。暫くすると刺身
が出てきて、次にいいタイミングで焼き、煮付けと出てくる。ちょっと大きめのキンメの半身を刺身と焼き、もう半身を煮付けという事である。
頼んだ料理を次々に口に運び、冷たいビールを喉に流しこみながら口はせわしなく動くが、相方の話しは ろくすっぽ聞いてない(悪い癖)ただ さっきの愛想のいいおばちゃんの行動が目の隅にはいる。ひっきりなしに動き、そうかと思うと電話に飛びつき“○○さん、いい○○が入りましたよ…、それじゃ明日…”と。さすがである。肝心するのみ。
ホールは その店の重要なポジションだ。もう少し煮魚の味、濃い方がいいなあと思いながらも また来てみたくなる。